最近、物を減らそうと日々取り組んでいるのですが、
ある日、キッチンを見回して、ふと気づいたことが。
「やかんと電気ケトルって役割が被ってない?」
ということです。
一応、これまでは、
・お茶づくりにはやかん
・ちょっとした湯沸かしには電子ケトル
という使い分けでした。
容量が、やかんは約2L、電子ケトルは0.8L なので、
やかんはお茶づくり専用、という位置づけで使っていました。
しかし、やかんを使わないときの収納場所がなく、いつもIHコンロの上に鎮座している状態。
料理をするときに油が跳ねたりして、ちょっと気になっていました。
また、やかんの注ぎ口の根元が錆びてきて、買い替えようかなぁと思っていたので、
いっそのこと、手放してスッキリさせようと思い立ちました。
やかんなしで、お茶をどうやって作るか
やかんは、お茶づくりにしか使っていないので、やかんなしで、
我が家のピッチャー、2L×2個分のお茶をつくる方法を考えました。
方法① 電子ケトルで2回沸かす
◆メリット
・湯わかしの間、そばで見ていなくてよい。
(電子なので、沸いたら勝手にオフになるので楽。)
◆デメリット
・湯沸かし回数が多い。
(電子ケトルの容量は0.8Lなので、1度沸かして、
熱々のお湯をピッチャーに移して、再度湯沸かしの作業が最低3回が必要になる。)
※水をぎりぎりまで入れて、1回1Lくらい沸かせたとしても
2回は湯沸かしをしなければなりません。
この場合、本来はMax 0.8Lで使用しないといけないので、壊れたり、うまく沸かせなくなっても
自己責任です。
方法② お鍋で沸かす
◆メリット
・1回で2Lを一気に沸かせる
◆デメリット
・湯沸かしをしている間、鍋が使えない。
(我が家の両手鍋(2.7L)は、まあまあ使用頻度が高く、
カレー系や煮物によく使っているので、調理と湯沸かしで
バッティングする可能性あり。)
検討した結果、方法②お鍋でお湯を沸かすを採用
何を優先するかいろいろ考え、
湯沸かしの回数を減らすことを最優先に、②の方法に決めました。
デメリットである、「湯沸かしをしている間、鍋が使えない」点については、
湯沸かしを寝る前にやることで対応することに。
IHコンロの湯沸かし機能を使えば、自動停止するので、
寝る前でも安心です。
やかんなし生活を実践してみて
3か月やかんなし生活をしてみての感想は、
・ピッチャーに入れやすい
鍋からザバーっと入れるので、粗熱がとれた後の水を移し替える作業が早いです。
最初は移し替えの際にちょっとこぼしたりしてましたが、
シンクの上で移し替えたり、踏み台に乗って視点を高くすると上手く注げます。
我が家は口が広いピッチャーなので、これが出来ますが、
口が狭いタイプだと難しいかもしれません。
・物が減ってスッキリする
これまでやかんの置き場所(定位置)がなく、どこかしらの隙間を探して置く、
という作業が面倒だったのですが、それがなくなって気持ちもスッキリしました。
おわりに
何も考えずに、やかんは必要だと思って買っていたのですが、
よく考えると私には必須ではないことに気が付きました。
当たり前だと思い込んでるけど、実はそこまで必要ないものって
まだまだあるのだろうなと思います。
とっても小さな改善ですが、塵も積もれば山となる。
シンプル・スッキリ生活を目指して、これからもゆるりと続けていきたいと思います。