時短家電の筆頭とも言える「お掃除ロボット」。
10年前に一度ルンバを購入したのですが、うまく使いこなせず、挫折。
結局はリサイクルショップで売りました。
それから、10年。
お掃除ロボットはかなり一般的になりました。
あちこちでお掃除ロボットの高評価を聞いて、気になった私はもう一度チャレンジすることに。
すると、2度目はコツを掴んで、掃除が劇的に楽になりました。
今回は、
お掃除ロボットの購入を検討中
お掃除ロボットを買ったんだけど、置物状態になってて、上手く使えていないわ
という方に向けて、お掃除ロボットの魅力と、使いこなしのポイントを紹介します。
お掃除ロボットのマインドロックが外れた日
10年前に挫折した私。
もう1度お掃除ロボットを試してみようと思ったきっかけは、ご近所さんのお家にお邪魔させてもらった時のことです。
同じ時期に入居したご近所さん。
ひょんなことから、突然お邪魔することになったのですが、部屋に髪の毛一つ落ちていない!
急な来客に対応できる家!(感動)
小さなお子さんがいて、共働き。
我が家と同じ状況なのに、、、なぜ!?
そこで、毎日どんな掃除をしているのか感動混じりに聞いてみたところ、
「毎朝、家を出る時にお掃除ロボットを動かして仕事にいくから」
とのこと。
なるほど。お掃除ロボットなのか。ふむふむ。
私「でも、お掃除ロボットを動かす準備が大変じゃない?床のおもちゃを片付けるとか。」
ご近所さん「多少、床に落ちてても、そのままかけちゃうよ。」
私「!!!」
私のマインドロックが外れた瞬間でした。
それまで私は、お掃除ロボットを走らせるためには、床に物がない状態=完璧な状態にしなきゃと思い込んでいました。
でも、紐のような細長いものは避けた方がいいけど、掃除機に吸われない程度の大きさのものであれば必死に片付けなくていい。
“多少吸い込まれちゃっても、いいじゃん。あとで取り出せばいいし。”
このくらいの緩さが私には足りない部分でした。
自分にもお掃除ロボットにも完璧を求めない。
これは大きな気づきでした。(ありがとうご近所さん!)
使っている機種
私が使っているのは、プラススタイルの スマートロボット掃除機B300です。
https://plusstyle.jp/shopping/item?id=393
ルンバに比べてかなりお手頃価格です。
“多少、床に物が落ちていても動かしたい。”
という目的があったので、故障のリスクも考えて、性能が良い高額な機種は避けて、お手頃価格の機種にしました。
最初、説明書が分かりづらくて困りましたが、
十分に使えます。
今では我が家にはなくてはならない家電です。
お掃除ロボットの魅力
家事時間が短縮できる
お掃除ロボットの最大のメリットは、何と言っても掃除をしなくて済むこと。
ここで言う掃除は、掃除機で行う作業のことです。
以前はコードレス掃除機を使っていました。
コードありの掃除機に比べて、だいぶ楽チンになったわ〜と感じていました。
が、今回、お掃除ロボット導入して、コードレス掃除機の出番もだいぶ減りました。
といっても、ピンポイントでゴミを吸い取りたいようなときは、コードレス掃除機も活躍します。
お掃除ロボットが動いている時間は、他の作業をしたり、休憩時間にしたり。
時間の余裕ができると気持ちに余裕が出て、気分も上がります。
部屋がキレイな状態を保てる
お掃除ロボットを使い始めてから、部屋がキレイな状態が増えました。
帰ってきて部屋がキレイだと、嬉しい。
逆に、疲れて帰ってきて、部屋が汚いと余計疲れを感じてしまいます。
精神的な面でも良い効果を感じています。
特にキレイを保てて良かった点は、具体的に言えば、次の2つです。
◆髪の毛が落ちていない
私は髪の毛が多くて、ドライヤーの後は床に髪がたくさん落ちていました。
でも、いちいち掃除機をかけるのが面倒で、いつも放置。
その結果、人の移動とともに抜け毛も移動し、部屋のあちこちで抜け毛が散乱している始末。。。
お掃除ロボット導入後は、ロボがキレイに吸い取ってくれるので、床で髪の毛を発見することはほぼなくなりました。
◆足で砂やゴミを踏まない
家の中では素足で過ごすので、足の裏にゴミがつくと不快に感じていたのですが、
それがなくなりました。
小さな子供がいる家庭あるあるですが、部屋に砂が上がってくること、よくありませんか?
靴にも服にも見えないところに砂を隠し持っていて、服を振ると、だいたい砂が出てきます。
時にはポケットに小さじ1杯くらいの砂が入っていることもあります。
砂を家の中に入れないことは不可能。
毎回掃除をするしかありません。
でも、お掃除ロボットがあれば大丈夫!
砂や埃もキレイに吸い取ってくれるので、そんな悩みも解決します。
子供が片付けをしてくれる(お掃除ロボットか稼働しているときに限る)
お掃除ロボット動かすから片付けて〜というと、子供が率先して片付けてくれます。
以前は、なかなか片付けようとしなかったのですが、すぐにおもちゃを片付けて、
しかも、お掃除ロボットの経路に物が落ちていたら拾ってくれます。
ただし、これはお掃除ロボットが稼働しているときのみ、の効果。
でも、私にとっては十分嬉しい効果でした。
使いこなしのポイント
せっかく買ったお掃除ロボット。
毎日しっかり動かして、家事時間を減らしたいですよね。
私なりの使いこなしのポイントをまとめました。
床に物が残っていても稼働させる
当たり前ですが、物がたくさん落ちているお掃除ロボはうまく掃除ができません。
でも、完璧を求めなくても大丈夫。
“ちょっとくらいいっか〜”の緩めの気持ちが大切です。
ただし、長めのコード類やタオルなど軽いものは絡まってしまうので、
注意してくださいね。
今は専用のテープで、お掃除ロボットが入らないエリアを設定できるものもあるようです。
境界を探る
買ったばかりの頃は、お掃除ロボットがちゃんと動くか心配で、在宅時に使うと思います。
その時に、床に残っていても大丈夫なものを色々試してみる。
これはオーケー、これはダメがわかると、“このくらいなら大丈夫”の感覚がつかめてきます。
ちなみに、本やソフトブロックは問題ありませんでした。
長さ7センチくらいのレシートは、一旦吸気口にくっついたまま掃除をして、しばらくするとその辺に落ちていました。笑
レシートは自分で拾って捨てましょう。
お手頃価格の機種を買う
今から購入を検討されている方に向けての話になりますが、私としては、お手頃価格の機種が良いと思っています。
というのも、高額なお掃除ロボットだと、「多少物が落ちてても動かす」ことが気持ち的に難しくなるからです。
故障させたくない気持ちが上回り、上記に書いたような境界を探る挑戦がしにくくなります。
こだわりがある場合は別ですが、お手頃価格の方が気楽に使えて、お掃除ロボット初心者にはおすすめです。
「掃除が楽になった」を体験する
成功体験が大切といいますが、お掃除ロボットも同じです。
「お掃除ロボットで部屋がきれいになった」
「外出している間に掃除ができた」
という嬉しい経験をすると、もう一度この快感を味わいたくなります。
もし、お掃除ロボットを動かすための片付けに時間かかかっていたら、“楽になった”という気持ちにはなりません。
10年前の私が正にそうでした。
お掃除ロボットを動かすための下準備に時間がかかり、楽になった実感が全くありませんでした。
本来の目的である、掃除を楽にすることが体感できると、そこからは無理なくお掃除ロボット生活を続けることができます。
おわりに
一度挫折したお掃除ロボットですが、今は私の掃除の手間を減らしてくれる最高の相棒になりました。
部屋(床)がキレイになるととっても気持ちいいですよ。
ぜひ参考にしてみてください。