今年の2月に簿記三級を取得しました。
実は6年ほど前に一度受けて落ちた資格です。涙
今回は、仕事や家事や育児をしながら勉強時間をどうやって確保しよう?
と悩まれている方に向けた記事です。
自己研鑚のための勉強をしたい、でも時間がなくてちゃんと合格できるか不安、
と思う方はぜひ読んでみてください。
仕事、家事、2児の育児をしながら取り組んだ私の勉強方法や対策をまとめました。
学習期間
2020年の12月から2月中旬の2.5ヶ月
使った教材
勉強期間の初期に使ったもの
初めは、通信講座のクレアールの教材を使いました。
2021年2月目標3級パックWeb通信
価格:9,768円
テキストは本屋さんで何冊かまとめて買ったほうが金銭的には安く済むと思います。
私の場合は、一度落ちているので、自信のなさからお金はかかっても確実なものを、と思い通信講座に申し込みました。
また、講師の先生の説明を聞いたほうが理解しやすいと思ったのも理由です。
文字で読むのと話し言葉ではニュアンスが違った、ということもあるので。
勉強期間の後半に使ったもの
クレアールの教材に入っている問題集と過去問、日本商工会議所が出している新試験の予想問題を使いました。
日本商工会議所の予想問題は、こちらからダウンロードしました。
https://www.kentei.ne.jp/32233
TACや大原など各教育機関の問題が掲載されているので、ボリュームもあり、とても役立ちました。
勉強時間の確保
朝時間
だいたい5:20から始めて、40〜60分程度。
人が周りにいると集中できなので、家族が起きてくる前の時間を勉強に充てました。
通勤時間
電車やバスの中での勉強です。
だいたい30〜40分程度でした。
この時は、紙の本ではなく、スマホで講座を聞いていました。
オススメは聞く速度を1.5倍から1.75倍にすることです。
話し言葉は理解しやすいのですが、
ちょっとした間や、”あのー”や”えー”というフィラーだったり、
丁寧に説明してくれてるけど、自分には必要ない部分があったりします。
時間があまり確保できない分、無駄は極力省くよう工夫しました。
休日は多めに勉強
家族も休日は起きるのが遅いし、起きてもだらだらしているだけなので、2、3時間は勉強していました。
また、旦那と子供が遊んでいる時間や、子供がテレビを見ている時間なども使っていました。
”習うより慣れろの世界”
簿記の勉強は、おおまかな理論を理解しておけば応用が効くというものではない、と感じました。
講座を受けて、テキストの例題を解いて、何となく理解したつもりだったのですが、
いざ試験問題を解くと、あれ?よく分かんない。となりました。
知識がふわふわしているというか、自分の頭に落とし込めていない感覚です。
色々な方が書いている通り、問題をひたすら解く、というのが大切です。
ただ、いきなり問題を解きまくるのも難しいと思います。
なんか見たことある、覚えがある、というひっかかりの感覚をもとに、もう一度テキストを見直して、、という作業は必要だと思います。
①講座をザーッと聞いて、100%の理解を目指すのではなく、
こんな感じかぁと50〜60%を目安に理解する
↓
②問題を解いてみて、わからないところを調べて理解する
↓
③過去問をひたすら解きまくる
この流れが良いと感じました。
Youtubeの勉強はおすすめ
テキストだけではどうしても理解できない部分もありました。
そんな時はYoutubeがオススメです。
簿記系の動画を発信されている方がたくさんいらっしゃるので、ぜひ活用してみてください。
Youtubeは、わからない部分をキーワードで検索できる点が良いです。
ピンポイントで解説がされるので、時間の短縮にもなります。
なんなら、体系立てて動画が作成されているので、Youtubeの勉強だけで合格を目指すこともできそうです。
試験前にぶち当たった壁
後半はひらすら問題を解きまくって、間違えたところはやり直す、を繰り返していると、不思議なもので、だんだんコツのようなものがつかめてきます。
そして一時は自信がついたものの、過去問を色々解くうちにもう一つの壁にぶち当たりました。
それは、解けたと思ったのに、引っ掛け問題にすぐに引っかかってしまうこと。
会計期間が1月ー12月なのに4月ー3月で問題を解いていたり、
返品があったのに売掛金を減らさずにそのまま貸倒引当金を設定してしまったり、
なんで気づかなかったんだろう、というレベルのミスを連発していました。
「私って簿記の才能なのかも」と旦那に弱音を吐いていました( ;∀;)
でもめげずに問題を解きまくっていくと、“あ、これ前に間違えたから会計期間は気をつけなきゃ”といった感じで、どこに注意したら良いかがわかってきます。
積み重ねって大事です。
おわりに
学生の時以来の試験たったので、久々にあの懐かしい緊張感を味わいました。
試験が終わったあとの達成感はたまりません。
仕事では新しい業務に取り組むこともありましたが、かといって分野が同じなので、結局はルーティンに近いものになってしまいます。
今回、自ら新しいことに挑戦したことで、錆付いていた頭を久しぶりに動かした感覚です。
体でも頭でも、いつも同じところばかり使っていてはいけませんね。
退化しないように今後も小さいな挑戦を続けたいと思います。